団体概要
当法人は、小学生から高校生に対し多様な学びの機会と場を提供し、将来地域社会の担い手となる若者の育成し、社会的に弱い立場に置かれた女性を支援し、社会全体の利益の増進を図るため、次の事業を行う。
(1) 小・中学生の学習支援と保護者相談
(2)高卒資格取得サポート
(3)高校生の自主活動支援
(4)未来の先生育成
(5)シングルファミリー等の女性支援
(一般社団法人SGSG定款第3条)
SGSGとは
SGSGとは School Genossenschaft Social Good-スクール ゲノッセンシャフト ソーシャル グッド の略
後半のSG(ソーシャル グッド)は「世の中に良いこと」という意味です。前半のS(スクール)、はそのまま学校という意味で、後半のG(ゲノッセンシャフト)、ゲノッセンシャフトとは社会学用語で「人為的に構成された共同体」という意味で19世紀中頃から20世紀初頭のドイツの法学者、オットー・フォン・ギールケによって提唱されました。当法人ではゲノッセンシャフトを「自発的かつ対等に集まる協働集団」と解釈します。SGSGの4文字で「従来の学校と異なり、対等な関係性における学生と教師の協働活動によってソーシャルグッドする考え方」という意味になります。
「総合社会活動」とユニバーサルアプローチについて
【総合社会活動】とは
当団体では、中高生世代への支援の目指すべき姿として「自分らしく生きること」が妨げられている状態にいる人に対し、「自分らしく生きること」に向かうために伴走することの重要性を掲げています。
この目標の実現のため、狭い意味での社会的問題設定だけでなく生活実践の日常的な問題も対象とする必要性があります。そのため、既存の社会福祉サービスに結び付ける「社会福祉援助活動」と今置かれている状況を改善するために社会全体で底上げする「社会教育」を同時に行う「総合社会活動」の視点で行うことを活動の指針としています。
【ユニバーサルアプローチ】とは
現代社会は予測不能な時代であると言われています。2010年代までの青少年支援は「何らかの社会課題を持つ者」を対象とした「ターゲット・アプローチ」が中心でした。しかし予測不能な時代の中で自立していくことは困難の有無にかかわらず、すべての青少年が直面することであり、そのための支援の在り方として「ターゲット・アプローチ」だけでは不十分でです。そこで求められるのが、全ての青少年を対象に自発性、社会性の発達を促すという「ユニバーサルアプローチ」視点になります。一般社団法人では「ユニバーサルアプローチ」の視点で「困難を抱えている人もそうでない人も」まるごといっしょにつつみこむ支援の在り方ですべての事業を行います。
役員
代表理事 理事長 野村 泰介 (2018.2.19~)
理事 右田 貴子 (2022.5.1~)
理事 小寺 敏之 (2022.5.1~)
監事 椿 貴裕 (2022.5.1~)