戦後80年企画「戦時下のメディア~新聞が伝えた5年間~」開催のお知らせ
戦後80年企画「戦時下のメディア~新聞が伝えた5年間~」開催のお知らせ
真珠湾攻撃から憲法公布まで、当時の新聞を通じて戦争とメディアの関係を考える
【開催概要】
一般社団法人SGSGでは、戦後80年の節目を迎える本年、1941年12月の真珠湾攻撃から1946年の日本国憲法公布までの激動の5年間に発行された新聞を展示する企画展「戦時下のメディア~新聞が伝えた5年間~」を開催いたします。
本展示では、太平洋戦争の開戦から終戦、そして新憲法公布に至るまでの重要な局面において、メディアがどのように戦争を報道し、世論形成に関わったのかを、当時発行された新聞の実物と現代の若者の感想を通じて振り返り、メディアリテラシーについて考えるきっかけを提供いたします。
【展示の特色】
・本展示の特徴は、単なる資料展示にとどまらず、現代の若い世代の視点を取り入れた点にあります。地元の中学生と将来歴史教師を目指す大学生が、展示された新聞記事の中から特に印象に残った記事をピックアップし、それぞれの感想や気づきをキャプションとして掲載します。
戦争を直接体験していない世代が当時の報道をどのように受け止めるのか、その率直な声を通じて、来場者には多角的な視点から戦時下のメディアの役割について考察していただけます。
・新聞は、当法人理事長、野村泰介の祖父である中塚浩(1916-1997)が保存していたもので、朝日・読売・毎日・東京新聞など。
・中塚浩は、戦時中、NHK海外局に勤務、海外の情報収集や陸軍参謀本部と共に俘虜放送などに関わっていました。
【展示内容】
• 当時の新聞の実物を展示
真珠湾攻撃(1941年12月8日)から日本国憲法公布(1946年11月3日)までの期間に発行された新聞約20日分を時系列で展示。特に、開戦時と終戦時は複数社の紙面、一時発禁となたマッカーサーが昭和天皇との会見報道も展示は貴重です。
• 若い世代による記事解説
中学生と歴史教師志望の大学生が選んだ注目記事と、その感想・分析をキャプションで紹介
【開催詳細】
日時: 2025年8月10日(日)午後1時~午後5時
会場: space107(岡山市北区奉還町3-5-18-107)
入場料: 無料
主催: 一般社団法人SGSG
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